60歳からもらえる個人年金を戻り率でランキング
老後のためのお金を公的資金だけに頼らず、民間の個人年金などを使って貯める自分年金は当たり前になってきました。
公的年金は維持されるにしても、受給額の減額や支給開始年齢の繰り延べの可能性なども出てきており、自己防衛することは当然の流れとなってきています。
老後資金の貯め方には、いろいろありますが、民間の生命保険会社が発売している個人年金保険は、人気の商品の一つとなっています。
低利率だからと必要がないという人もいますが、銀行の定期預金より高い利率で元本保証、生命保険料控除が利用できれば、節税メリットもあり、その効果も合わせると、戻り率も高くなります。
節税メリットだけを重視してもいいのですが、当然、利率がいい保険に入りたいもの。このサイトでは、主要な個人年金保険を戻り率でランキングにしました。
年金額、支払い開始年齢などにばらつきがあるといけないので、60歳支払い開始、加入年齢35歳でのランキングとして、表にまとめました。
戻り率の高いもの順に並べています。
保険名 保険会社名 |
戻り率 | 保険料 | 生命保険料控除 | ソルベンシー マージン比率 |
---|---|---|---|---|
ソニー生命 個人年金保険 |
![]() 115% |
1万円~ | 適用あり | 2358.7% |
住友生命 たのしみワンダフル |
![]() 114.1% |
1万円~ | 適用あり | 888.2% |
アフラック 個人年金 |
105% | 5千円~ | 適用あり | 775.2% |
三井住友海上あいおい生命 個人年金 |
104.8% | 1万円~ | 適用あり | 1264.9% |
1位はあんしん生命です。戻り率は、ソニー生命と同じですが、保険会社の経営の健全度を示すソルベンシーマージン比率の高さと、カード払いができる点を考慮しました。
2位は、ソニー生命。こちらも高い戻り率が見込めるほか、保険内容を自由に設計できる点も魅力です。
3位は、住友生命。4番目がアフラックで、こちらは返戻率は下がりますが、5000円から積立可能なところにメリット感があります。個人年金を投資商品の一部と考えて、ハイリターンだけをもとめると、アフラックも有効になります。